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実は小林麻央 点滴は無意味だった!? 退院の本当の理由

実は小林麻央 点滴は無意味だった!? 退院の本当の理由

「退院致しました。」と、小林麻央さんがブログで報告したのは2017年5月29日のブログでのこと。

今回の入院はあらかじめ「短期的」であることが予告されていましたが、ふたを開けてみれば高熱、炎症、食事ができない、顎への遠隔転移といった問題が次々に現れて入院期間が長期化し、気がついてみれば1カ月が経過していました。

ようやく我が家に帰ることができた麻央さんは、今後は在宅医療に切り替え、点滴などを自宅で行うそうです。点滴に関しては、少し前にポートの埋め込み手術を受けたことが報告されていました。これも在宅医療への切り替えを意識したものだったのでしょう。

一ヶ月ぶりの 我が家の香り。
人参ジュースでお祝いです。

と語る麻央さんは幸福感に包まれていることでしょう。今回の退院がとりわけ精神面において良い影響を与えてくれるのは間違いありません。その一方で、在宅医療に切り替え、今後どのような経過をたどるのかを考えるとき、私たちは終末期のがんの厳しい現実をつきつけられるのです。

在宅医療を意識したポートの埋め込み手術

今回の入院で明らかになった深刻な症状には、
食べることができない(豆乳ココアを1日かけて飲むレベル)
高熱が続く(39.6℃、40℃)
がありました。

5月11日には、鎖骨下の血管に点滴用のポートを埋め込んだことを報告。
ポートを埋め込んだ理由は度重なる点滴で腕の血管に限界がきていたこと。そして、「ポートがあれば入れられる濃い栄養の点滴」があるためでした。

食べれないという問題は、今回の入院期間中にも進行して行っているように見え、最も心配な部分でもありました。もし、濃い栄養の点滴といったものがあるなら、食べられない分はそれで補えばよいようにも思えてきます。

麻央さんの言う濃い栄養の点滴とは高カロリー輸液のことでしょう。たとえ口から食事がとれなくても点滴で血液中に直接栄養を補っていれば生命活動に必要はエネルギーが不足することはありません。実際、食べられなくなった高齢者が高カロリー輸液によって何年も生きるという話も聞きます。

ただし、麻央さんは乳がんのステージ4。ただ単に栄養が不足している状態ではないのです。点滴で栄養を補っても意味がない、あるいは有害でさえあるケースもあります。そのことを確認することで、麻央さんの退院が持つ本当の意味、そして、在宅医療を続ける上での究極の選択が明らかになるでしょう。

麻耶、海老蔵を納得させる点滴

麻央さんがそうであるように、末期がんの患者は次第に食事ができなくなり、やせ細っていきます。これは周囲をとても不安な気持ちにさせます。まだ患者が元気に見えるうちはがんばって食べるように励ましますが、食べることが本当に苦痛なのだということが分かってくると、つらい思いをさせてまで無理に食べさせるのはやめようと思うようになります。姉の麻耶さん、夫の海老蔵さんは既にこの段階に至っているようです。

しかし、無理に食べさせてはいけないということを理解しても、何もしないでいると患者を見殺しにしているような気持ちになります。少しでも患者のためになることをしてあげたいと願うのは自然なことです。そして、「先生、食べられなくなった代わりに、何かできることはありませんか?」と、医師に尋ねることになります。

このとき点滴という選択肢は実際の効果はさておき、患者やその家族を納得させるのに役立ちます。「このまま食べられない状態が続いても点滴をしておけばひとまず安心だ」と思えるからです。実際に点滴を行ってみて、症状が和らぐのならそのまま継続すればよいでしょう。しかし、終末期になると点滴をすることでかえって苦しくなるケースが多くなります。このことをよく知っている医師は、患者や家族の強い希望がなければむやみに点滴をしない方がよいと考えているものです。

問題は本人の強い希望があったとき。終末期の癌患者の緩和治療にあたる医師は次のように述べています。

患者さんに、点滴をこのまま続けるかどうかを尋ねると、「やめたい」という人もいるし、「続ける」と答える人もいます。「続ける」と答えた人は、医学的な理由からだけではなく、点滴をすることが自分の命をつないでいるという心理的な理由からかもしれません。したがって、その希望を断ち切る権利は私たちにはありません。
(参考:ホスピスケアの実際,2000)

麻央さんに対する医療をめぐってもこれと同じような葛藤があったかもしれません。点滴という存在は、食べられなくなっていく患者を目の当たりにしている家族の不安と、「何もしてあげられない」という罪悪感をやわらげます。そして、患者本人にとって最後の希望になっていることがあるのです。

麻央さんが退院するとき、「もうできることがなくなったから退院です」という代わりに、「これで安心して家で過ごせますね。ポートの埋め込み手術をしたので、これからは訪問看護で在宅でも高カロリー輸液の点滴ができますよ…」というように、退院をポジティブに説明できるのは、ポート埋め込み手術のひとつの意義だったかもしれません。

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